つっぱり猫のEAなめんなよ!

EAを使って運用したり、検証したりするで!

複数通貨で使用可能なスキャルピングEA「MultiLogicShot_EA」を検証するで!

おう、アントニオや。
 
つっぱり軍団メンバーの
MultiLogicShot_EA

複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA | GogoJungle

検証したから今回も共有したるわ。
感謝せぇ!
 
RECOBAの検証からだいぶ日が
経ってしもうたが、
ちゃっちゃと始めるで!
 
 
さて、まずは開発者の紹介からやな。
 
開発者はF-STYLE氏。
人間や。

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いままで、猫だったり鳥が開発者やったが、
今回は人間や。
人間もEAが作れるんやな!大したもんや。
 
どんなつっぱりかと一言で言ったら、
「MultiLogicShot_EA」シリーズで
巨万の富を得たつっぱりや。
 
一番売れているのは「MultiLogicShot_EA」で1205本
今回検証するEAやな

複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA

 

複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA | GogoJungle

次に売れているのが「MultiLogicShot_T2」で553本

MultiLogicShot_EAの別通貨(EURJPY・GBPJPY・AUDUSD)バージョンMultiLogicShot_EAの別通貨(EURJPY・GBPJPY・AUDUSD)バージョン | GogoJungle

 
など全部足したら約1800本も売っとるんやで!
※2020年10/24時点
 
この売り上げでチュール何個買えるんや?
2、3年分は買えそうやな!
 
F-STYLE氏はSNSはやっとらんくて、
素性が全く分からへんのや。
 
謎に包まれたつっぱりやで。
 
  
次に、EAのほう見ていこか。
MultiLogicShot_EAはUSDJPY、
EURUSD、GBPUSDの3通貨対応や。
RECOBAと似たような感じやな。
 
今までと同様に、
検証するバックテストを
デューカス、アルパリ、
FXDDから選ぶ
 
その中でも一番アルパリが
結果が悪かったから、
アルパリで検証を進めて行くで!
 
という訳でAlpariの
バックテスト結果を掲載する。
 
今回もスプレッドも厳しめに
検証してるで。
 
【USDJPYのバックテスト】 

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【EURUSDのバックテスト】

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【GBPUSDのバックテスト】

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そして3通貨あわせるとこんな感じや。
 
【3通貨合計】

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【各年度別の結果】
 
3通貨を合わせたときの結果や。
トータルで見ると2008年~2020まで
負け無しやな。

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【売り買い別の結果】
 ・売り                 

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・買い

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買いは直近でマイナス収益があるが、
売りに関しては負け無しやな。
 
 
【各リカバリーファクタ】
3通貨合計のリカバリーファクターは12.4。
リカバリーファクターは損益÷最大DD)
10超えてて優秀な結果や。

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3通貨のそれぞれの結果で見ると
EURUSDが一番強そうに見えるな。
 
対してGBPUSDはしょぼく見えるな。
いや、しょぼすぎひん?
 
 
【3通貨の総合的な結果】

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●勝率
勝率が91.1%は驚異的な高さやな。
超高勝率と言っても過言ないやろ。
 
たが、高勝率ということは、
リスクリワードレシオが低いと
いうことやな。
(平均勝ちPips÷平均負けPips)
※上記図ではPayout Ratioと記載
 
●リスクリワードレシオ(RR)
案の定0.14
とかなり低い値やな。
RRが低いちゅうことはつまり、
「コツドカ」ってことや
勝率が高いということで
コツコツ勝って利益を伸ばしていくが、
一回の負けで大きく損失を被ることがある。
これは心得ておく必要があるな。
 
安易にLot上げると狩られるかもわからんで!
 
●プロフィットファクタ(PF)
6000回以上で1.45は優秀やな。
高回転で低PFは某EAのように
破綻するかもわからんから、
低いPFは注意が必要なのは
もちろんやで。
 
やけど、高ければいいって
わけやないから注意やで!
 
【エントリー時間】

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意外やねんけどRECOBAや
やりちんマイナーのように
朝型EAではないみたいや。
 
朝方EAやと思ってたんやけどな~
 
 
追記(2020/11/16)
 
朝方の印象がぬぐえなくて、
もやもやしてたら
理由を教えてもらえたわ!
 
やっぱり24時間型ではなく
朝方やったわ!
詳細はしたのツイートみてや!
 
ありがとうな!
金ツッパさんとリスキーさん!
 
リスキーさんは朝の成績が悪い理由も
追記してくれてて助かったで!
 

 

 
 

 
【ポジション保有時間】

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見た感じ、短時間から18時間程度の
デイトレチックなグラフになっとるな。
 
これは、トレールが影響してるからやな。
マルチはトレンド乗って利益が
増えれば増えるほどトレールで
際限なしに収益が増えるから、
1時間以上のエントリーは
トレールが影響してると考えられるな。
 
 
保有時間と獲得Pips】

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時間が長ければ獲得Pipsも
増えるかと思いきや、
以外にもそうではなかったで。
 
50Pips以上獲得してるのは
2時間以内が殆どやな。
 
損切は内部ロジックでがほとんどやな。
最大で200Pipsやられるのは痛いな。
  
保有時間と収益】

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この結果からも、長期保有すると
負けがちなことがわかるな。
まあ長期保有してる=含み損持ってるって
ことやから負けやすいわな。
 
4時間超えたら損切するのもアリやな。
 
 
【停滞時間】

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停滞時間は323日や。約1年や。
長さはそこそこやな。
 
ただ、直近で最大停滞期を
記録してるのが少し怖いな。 
 
【他いろいろな結果】

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8月が苦手やな。
その月は止めるのが吉かな?
 
通貨別に確認したらEURUSDは
フル稼働でも問題なさそうやな。
それ以外はちょこちょこ
停止してもええかもな。
 
・USDJPY        

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・EURUSD

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・GBPUSD

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各通貨同士の相関は低いことがわかるな。
通貨同士が同時にエントリーする
ことは少ないと言えるから、
ロット調整は同時エントリーの
パターンを考慮しなくても良さそうやな。
 
 
モンテカルロ分析】
最後にモンテカルロ分析にかけてみた。
結構上下に暴れてるが、
なんとか右肩上がりは期待できそうやな。
 
ただ、条件によっては
右肩下がりになってるから、
要観察やな
 
ただ、オリジナルと比較すると、
DDに乖離が
まあまあ、あるから信頼性には欠けるな。
 (ドローダウン率:4%程度)
 
まあ、参考程度や。

 
【GBPUSDのみの結果】
GBPUSDがしょぼいから個別にみてみるわ。
 
RFは2.54でしょぼいのは分かってるから、
他確認するな。
 
月別の結果見たら今年2020年の
成績はほとんどマイナスやな。
2019年もマイナスでちょっと
結果がひどいな。
 
ん~。
この通貨ペアはいらんかもな。
 

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【GBPUSDを抜いた結果】
てなわけで、GBPUSDを抜いた結果見たけど、
こっちの方が成績ええな。
 
RFみたらわかると思いけど、
12.57と3通貨合わせた時より成績ええわ。
 
GBPUSDは他通貨が調子悪いときにサポートする
役割は担えてなかったんやな。
 
PFはエントリー回数が減ってるから数値が
上がるのは当たり前やな。
 
年間の平均利益は低いのは当たり前やが、
年間の平均利益率は8.74%と
3通貨合わせたものよりも数字ええわ。
 

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【GBPUSDを抜いたモンテカルロ分析】
この結果からもGBPUSDを抜いた方が安定して
右肩上がりになってることがわかるな。
 
だが、乖離が大きいのは変わらずやな。

 
【不調月を除いたGBPUSDの成績】
6月、8月、10月、12月が不調やったから、
それを除いた成績をのせるで。
 
ここまでしてやっと、そこそこの成績まで伸びたな。
一年の1/3を削ってまで使うか?って疑問もあるな。
 

 
 
【まとめ】
最後にまとめるけど、
今回はRECOBAと同じように
3本の猫じゃらしとはいかんな。
GBPUSDの通貨ペアを抜いた方が
成績がええからな。
 
三本の猫じゃらしが
分からない人は下の記事見てや!
いままでGBPUSDの
通貨ペアでも稼働してきたが、
今後はGBPUSDを抜いた
組み合わせでの稼働も
視野に入れてみるで。
 
ただ、成績の悪い月を稼働しなければ、
そこそこの成績になるから、
そういう方向で考えるのもありやな。 
ただ、そこまでして使う必要があるか?
って疑問は残るな。
 
けっこう厳しい条件でバックテスト
かけたけど問題ないレベルや。
 
2年以上の実績もあるし、
つっぱり猫軍団のEAとしては今回は
GBPUSD以外を【合格】とすんで!
(GBPUSDは経過観察や)
 
もし今回の検証結果が
少しでも参考になったら
ちょっと面倒かもしれんけど下の
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ついでに下記リンク踏んで
EA購入してもええんやで!

複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA複数の通貨ペアとエントリー・決済ロジックの組合せから安定した利益を生み出すEA | GogoJungle

 
【マルチ小噺】
マルチのゴゴジャンの
成績みたことはあるか?
 
今年の月別の取得Pipsをみると
こんな感じや。

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なかには1000Pips近く取ってるし、
めちゃくちゃ強い!と思うやろ。
でも、これにはカラクリがあるんや。
負けてるけど勝ってるように見せる
魔法のようなことが実は起こってるんや。
 
これからその魔法を説明するで。
 
バックテストの結果を見る
とわかると思うけど、
Lotの設定を0.1にしても、
0.3Lotとか0.2Lotとかで
決済してるエントリあるやろ?
 
マルチは他のEAとは違って、
設定したLot×3でまず
エントリーをはじめるんや。
 
今回は仮に0.1Lotで設定
したとして説明するで。
 
内部ロジックは詳しくわからんが、
利確ラインに行くと、
0.3Lotで1ポジのはずが、
0.1Lot×3の3ポジに分かれ
決済していくんや。
 
マルチは平均的に10Pipsで利確するから、
結果的に取得したPipsは30になるんや。
 
よく考えて欲しいんやが、
0.3Lotで10Pipsと0.1Lotで30Pipsは
収益としては変わらへんのや。
 
でな、損切もしくはSLの時の動きやが、
この時はなんと0.3Lot×1の
1ポジで決済するんやで。
 
0.3Lot時を0.1Lotの
ロジック×3あると考えたときに、
たまに、0.1Lot分だけ利確して
あとの0.2Lotが損切
 
あと、0.1×2 Lot(0.2Lot)利確と
0.1×1Lot損切ってこともあるけどな。
 
何となくわかってきたか?
もう少し詳しく話すで。
 
仮の話をすると、
月に3回のエントリーをしたとする。
内訳は①~③みたいな感じや。
 
① 内1回は0.3Lotで損切りして、
 合計30Pips
② 内1回は0.1Lotで10Pips損切、
 0.1Lot×2で20Pipsで利確
③ 内1回は0.1Lot×3で30Pipsで利確
 
こんな感じで決済したとするで。
じゃあ、Pips換算で
この内容を計算して行くで。
 
損切り決済は、マイナスと考えると、
① -30Pips
② -10Pips+20Pips=10Pips
③ 30Pips
 
合計10Pipsの儲けってことになるな。
 
じゃあ、次にLotを考慮して考えるで、
計算は、単純にするために
Lot×Pipsで考えるで。
単位は無しや
 
① 0.3Lot×30Pips=-90
② 0.1×-10+0.1×20=10
③ 0.1×30=30
合計は-50
 
もうわかったやろ?
Lotのみの計算をすると
勝ってるように見える結果も
Lotを考慮した収益ベースで
計算すると負けてることになるんや。
 
これが魔法のタネや!
 
やから、一番最初に見たPipsの結果は
全くあてにならないってことやな!
 
でも、マルチは収益グラフを見ると
しっかり見ると右肩上がりやから、
そこは安心してええで。
 
ただ、他のEAをLetリアルで買う場合、
LetリアルだとPips表記にのみになるから、
単純にその結果をあてにしたらえらい目に
遭うかもしれんから要注意やで!
 
そのEAの本質を見抜くにはあらゆる角度から
考察をする必要があるってことやな!
 
小噺なのに長くなってもうたな。
今回はこの辺にしておくで!